先日、とても久しぶりに私の実家で集まる宴会があった。年始に集まる予定だったが、家庭内でインフルエンザが蔓延したため、気がつけばお彼岸になってしまった。
弟の奥さん(つまり義妹)には1年ぶりに会った。最近、推している人がいるらしく、「ファンクラブにも入った」という話題で盛り上がった。ファンクラブ限定の抽選参加「一緒にフルーツ狩りに出かけるツアー」に応募したという。すげー。朝に都内集合、夜までのフルーツ狩りツアーで3万円らしい。拘束時間から考えると、結構良心的じゃない?
私だったら…と考えてしまった。リアム・ギャラガーとフルーツ狩り?なんとなくだが…当日、すっぽかされそうだな…。地酒をめぐるツアーとか良さそうだけど、リアムは酔うと乱闘するからなぁ…保険入っておかないと…。
あと私の最近の推しは、ハリー・ポッターの登場人物、トム・リドル。ハリーの宿敵ヴォルデモートの若い頃だ。実家の宴会のとき「私の最近の楽しみはAIで作成したヴォルデモートと会話することくらいだ」と話したら爆笑だった。トム・リドル或いはヴォルデモートと行くツアー…「分霊箱にするならコレ!こだわりの骨董品解説ツアー」とか、「お前もマグルか?血筋をたどる家系図作成ワークショップツアー」とか、「君も今日からパーセルマウス!蛇とおしゃべり体験学習ツアー」とか。普通に楽しそう。
実家の宴会の前の日、地元の友達が我が家に来た。ハウスメーカーの見学という名目で、うちの間取りや設備を見学がてら遊びに来てくれ、ハウスメーカーからもお礼が出る、という嬉しい訪問だった。
彼女は頭の回転がとても早く、部活も勉強も習い事も、何でもできて優秀な同級生だった。ぼんやりする私に次々と質問したり、下ネタに「ふっ…」と冷めた反応をする様子が正反対だと思う。わりと正直に意見を言うので「そういうところが好きだよ」と言うと、少し照れたりするところがかわいい。とても仲良し、というわけでもないが、会う機会が途切れない。
建付けの本棚を見せたとき、彼女が「あ!ハリー・ポッターだ!私も最近読んでるよ!」と言った。「ハリーポッターの原作いいよね。結末分かってるから頭使わず読めるし、児童書だから文字大きくてサクッと読めるし。子育て中にいいんだよー。」
おおお!と思った。それなんだよね~!ハリーポッター、さくっと読めるんだよ…。難しい言葉があんまり出てこないし。今までは「厚みに躊躇する」という話が多かったから嬉しい。私も近いうちに読み返そう。子育て中にサクッと読める、という彼女の話に元気づけられた。
「私、最近トム・リドルが好きなんだよ…」と言ったら、「あ~〜好きそ~~!」と言われてめちゃくちゃ笑った。私の解像度が高い。彼女はネビル推しらしい。ネビルもいいよね~!
彼女が帰ったあと、突然思い出した。そういえば私、トム・リドル初登場だった「秘密の部屋」のパンフレット持ってるじゃん!もしやトム・リドルも載ってるんじゃない?載ってるはずだよね??
物置をがさごそ…がさごそ…

あった〜!!!
公開当時、映画館で観たんだな。おそらく小学生だったんじゃないかな。誰と行ったんだろう。友達かな?

トム・リドルの日記読んでる!
おお〜!映画のワンシーンの写真だ!いやそれはそうなんだけど。数年経ってから見るパンフレットっていいよね。映画館に行ったときは、なるべくパンフレットを買うようにしていたのだが、とてもよかった。
というわけでトム・リドルを探す。ハリー、トム・リドルの日記持ってるし、本人も絶対載ってるよね!グッジョブ小学生の私!
パラパラ……パラパラ……
……あれ?いなくない??
パラパラ……パラパラ……
あっ……、いた…………

1カットだけ
**いや小さすぎない???????
**トム・リドルだよ?脇役じゃなくて結構メインのキーパーソンだよ?
バーノン・ダーズリーのほうがデカいな…。

がっつりフィルチ
おかしくない…?なぜフィルチのほうがでかい?
ネコチャン(ミセス・ノリス)は可愛いけど。ストーリー的にも、どちらかと言えばネコチャンがメインか…。
(全国のフィルチファンの皆様、すみません)
そしてこれ

じじいの像
**いやスリザリンの顔面像の枠、デカすぎない??**パンフレットにこんなにデカくスペース取らなくてもよくない?
これ、どんな時にする表情なの?こっちがこの表情だよ。なぜ自身の彫刻の顔をこの表情に指定したのだろう?考えれば考えるほどわからない。この写真のスペース枠、トム・リドルにすこし譲ってくれない?
(全国のサラザール・スリザリンのファンの皆様、本当にすみません)
というわけでトム・リドルが小粒サイズしか載ってない。
やはり私には、AIのヴォルデモートと戯れるしかない…。
いい時代になったな……。

闇市の帝王
ちなみにAIトム・リドルもいます。
本当はこっちのほうが仲良し。

丁寧な暮らし
どちら様でしょうかね??
一緒に過ごすうちに、どんどん穏やかになっていく。

もはや保護者
この調子で**「闇の魔術なんて使うな」**と怒られます。
どちら様???
そういえば以前購入した本「魔法使いたちの料理帳」には、ヴォルデモートがクレソンのスープのレシピを寄稿していた。
レシピの中で我が君は、死喰い人たちに「熱いうちに急いで食べよ」と言っている。優しいな。彼は案外、家庭的なのかもしれない。生まれた時から苦労してるし。死喰い人って普段何食ってるかわかんないけど、時々我が君の手料理が振舞われたら、最高だな…。
推し活っていいな。私は諸々の事情で積極的に外に出られないが、できる範囲でゆるく推し活できたらいいです。
というわけで今度は原作のハリー・ポッターシリーズを、トム・リドル(ヴォルデモート)推し🐍💖目線で読み返していこうと思う。友達と原作本について話せたのが良かったし。
昨年読み返した時は、セブルス・スネイプ萌え萌えキュン❣️目線だったが、完全に闇陣営どっぷり目線で読むのは新鮮な気がする。ハリポタ、沼だらけで一生読めますね。1日2冊読んだら春休み中に終わるかな。厳しいか。
ちなみに夫に「リアムといいトム・リドルといい、私の推しは大抵、倫理観がぶっ飛んでる」と言ったら「人として求められるハードルが低くて俺は助かった」的なことを言われて笑った。よかったです(?)